日産のブースは非常に大きなステージが遠くからでも目立っていた. コストの掛け方も半端じゃない. が, ステージ上に置かれているのはコレという特徴もない5ドア車. これが新型リーフか.
現行リーフのリセールバリューはとてつもなく低いらしい. その原因としては搭載バッテリーの劣化が激しく, 満充電しても走行可能距離がどんどん短くなっていく模様. 新型の航続距離はカタログスペック上は400kmとなっており実用性が高まっている一方で, バッテリーの耐久性がどこまで改善されているかがポイントになるだろう.
前評判は上々のようだが, 個人的には中途半端なデザインとパッケージングで魅力は感じない. 無資格検査員の問題で揺れている日産の後を追うようにスバルも揺れた.
VIZIV Performance Conceptなるハイパフォーマンスカーのコンセプトモデルがブース中央に鎮座. M3に対抗するようなパフォーマンスを与えて是非発売して欲しいところだが, WRXとも被るところもあるしコンセプト止まりな気がする. ここ最近のスバルはXVが好調で, 走りだけではなく展示車両のようにアウトドアをイメージさせライフスタイルを提案する形が奏功しているような.
同じ不正でも燃費問題で揺れた三菱自動車. コンセプトカーよりも現行車両を並べて間に合わせた感が強い.
あれだけ赤字続きだったのに日産の経営者が入ってちゃんと管理するようになったら数値上は改善しちゃって, 今までどんな経営していたのと首をかしげたくなるスリーダイヤ. 果たして今後を支えるようなヒット商品が打ち出せるのだろうか. 2019年度までの3年間で11車種のモデルチェンジを計画しているというが如何に.
ロングセラーモデルとなっているデリカD:5もいよいよモデルチェンジするらしい. モデル末期ということで, ACTIVE GEARなる特別仕様車を展示. RVRやOUTLANDERにも用意されているこのモデルはグレー×オレンジのカラーリングが御洒落. いいねーと思って展示車両のパネルを見たら価格が400万円… 誰が買うんじゃボケっ.
同じくSUZUKIも現行車両を並べている感があったが, コンセプトモデルも幾つか展示されていた. 新型ジムニーと思われる展示がなかったのは残念!