出張谷間となった週末, 久しぶりにモトクロスを体感してきた. といっても灼熱地獄のなか走り回る体力は皆無であったため, 同僚の練習風景を見に行っただけだが. 谷田部はエンジョイスポーツランドがソーラーパネル設置とかの影響で場所が変わってから初めて.
なるほど, 以前のコースと比較すると視界もよく走り易そうな気がしなくもない. とはいえ全体的な印象は斜面に無理やりコースを作った感もあり, モトクロス練習場としては依然として狭い. まぁ, 私のようなヘタレには一切関係の無い話だ.
さて, その翌週末は北米へ. 私はアメリカ合衆国はハワイに2度行ったことがあるだけで本土は初めてなのである. 向かうはコロラド州デンバーという都市で, テキサス州ダラスフォートワースでトランジット. 10数時間のフライトって修行に近くて全く体が休まらない!しかも時差があるから日本で寝る時間帯からまた一日が始まるという1粒で2度美味しいみたいな. な訳ねーし.
ダラス空港での乗り換えにはそれなりに時間があったはずなのに, セキュリティチェックが厳しい割に効率的な仕組みでもないため結構ギリギリになってしまった. こんな大型犬が匂いを嗅いできて, ちょっとでも怪しいよという人から離れない様子を見るとちょっと怖い.
アメリカという国を空から眺め, 地上をUberで走ると本当にフラットで, 日本では味わえないような“地平線”というものが存在する. ハーレーダビッドソンという乗り物はこういう国だから生まれたのだろうな, と妙に納得してしまう.
ハーレーのエンジンも乗り味もある意味“大味”だが, 同じように食事もどこへ行っても大味だ. 現地のビジネスパートナーが気を使って「今日アレを食べにいこう」と誘ってくれるその「名店」がもう苦笑…
確かに地元民で行列を作っていて, さぞかし美味しいのだろうと期待してしまうが, デンバーにおけるGoogleMapで確認できる各店のユーザー評価は相当に甘い. メキシコ料理屋では店内でハエが飛び交うなか, アホみたいに大きく大味なブリトーに挑戦するも半分消化したところで断念. 田舎都市で期待してはいけないのは理解しつつも, 美味しいのはステーキ肉だけだった.
数時間自由な時間を作ることができたため, 野球場を見に行ったりお洒落な駅を見に行ったり. 駅舎内がバーのようになっていてコレは良かった.
その翌週末に行った台湾では, 真逆で御飯が美味しすぎる!何を食べても美味しいから太るのを警戒して炒飯類には一切手を出さず, ひたすら野菜炒めと焼売・餃子・小籠包. 前回の出張でふらっと入り気に入った裏路地のバーに今回も訪れて, カバラン(KAVALAN)を堪能.
カバランとは台湾のウィスキーで, とても美味しい. ただ結構いい値段するんだよね… 日本に買って帰ったのは良いが, 毎晩飲んであっという間に無くなってしまった. さて, 怒涛のような出張もおしまいで当面はドメスティックに行こうと思う.
今, 最も関心があることといえばYouTubeにアップされた BMW R1250GS 2019 である. 外観は変わらない一方でエンジンは低速/高速でカムが切り替わる機構を持ち, スムーズかつ高燃費だとか. 2018年モデルまでのマフラーとは互換性がないのかな… 今使っているAkrapovicのマフラーを乗せ換えることができないとなると辛い.