試乗 × C400X

昨日は嫁と新宿のショールームを見に行ってきた. まずは腹ごしらえということで, 高島屋の12階にある鼎泰豐へ向かったのだが, 11:40の時点で凄まじい待ち行列!気持ちは完全に小籠包だったので, 食べられないとなったらもう後は何でもイイヤ, と.

嫁が寿司が食べたいというのでランチ寿司を注文するも, 頭の中は小籠包だからあまり味を覚えていないというか. 穴子は美味しかったような気がしなくもない.

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工務店さんと一緒にドア・窓・バス・トイレ・洗面所を怒涛のように回り, 予算感を念頭に置きながらバシバシ仕様を決めていった. 私は決断力は早いほうなので約2時間程度, 工務店さんからはかなり良いペースですとコメントされたが, 人によっては6時間くらいかかるらしい.

キッチンだけは工務店さんから提案いただいていたグレードが気に入らなかったので, 長く使うことを踏まえてグレードを上げる方向にした. メーカーカタログやショールームに展示されている構成ではとんでもない価格になってしまうので, 現実的なミニマム構成での見積をお願いすることにした.

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最近の設備は色々と進化しているようで, レンジフード内の自動洗浄機能は便利そうだったので見積もりに加えてもらうことに. 逆に食器洗浄機やIHは外してもらった. さて, 工務店さんの見積額が一体いくら位になることやら…

ショールームを見て回っている最中に, ディーラーからメールが届いた. ヘプコ&ベッカーのエンジンガードで入荷が遅れていた部品がようやく入ったとのこと. これで見た目にも強度的にも安心できる.

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左右のエンジンガード部を連結するセンターバーを装着して, R1250GSは最終形となった訳だ. 今回の滑らかなエンジンにはAkrapovicは合わないような気がしているので, カスタムはこれで完成形かもしれない.

部品取り付けをお願いしている最中に, ニューモデルのC400Xを試乗させていただいた. C650シリーズは車体がかなり大きく高速道路では良いと思うが, 街中ではちょっと扱いづらいシーンがあるかもしれない. 一方, このC400Xはコンパクトに纏められており, ちょい乗りする気にさせてくれるボリューム感だ.

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デザインはBMWらしさに溢れており, イタリア車やフランス車が好きな人には全く好かれないと思う. Vespa946等のイタリア車は流麗というか, ドイツ製のC400Xは美しいとかではなく工具をイメージさせるような機能的なデザイン. C600シリーズと比較すれば圧倒的にコンパクトな車体も, 125ccや200ccスクーターあたりに比べれば大き目である.

350cc単気筒エンジンが絞り出すパワーは34馬力で必要十分なもの. ただ車重が204kgあるので加速は鋭いものではなく, ややマッタリとした感じ. 単気筒であるから右手に常にバイブレーションを伝えてしまうのは仕方ないのだが, BMWがリリースするからには, と驚愕の滑らかさを期待してしまうのは流石に酷か. 素晴らしいのはハンドリングとブレーキで, 試乗するとコンパクトスクーターと言えどもやはりBWMなんだなと思わせる. あとはこの価格でどの程度消費者の心をつかむのかというところ.

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装備では一般的なスクーターよりも豪華であるし, 何しろBMWのマークが付いているからね. 私も余裕があれば欲しいと思う1台であった.

インプレ × R1250GS

R1250GSは納車直後の段階でガラスコーティングを施工しようと決めていたので, 昨日は朝から気温1℃の中, 埼玉県まで出掛けてきた. 埼玉との往復で感じたR1250GSの特性について, 改めてインプレしたいと思う.

先日ブログで書いた内容は少々訂正が必要なようだ. 新型エンジンは“R1200GS LCと大きな違いは感じられず積極的な買い替えは不要” と書いたが, 新型エンジンの出来栄えは素晴らしく, R1200GSとは別物である. これは一定の距離を走ってみて分かったことであり, BMWは車もバイクも短距離ではその特性は理解し辛い.

細かい数値は誤っているかもしれないが, 新車は1,500kmくらいまでは慣らし運転が必要で, エンジンは5,000rpm以下で走行すべし, となっている. R1250GSはトルクが豊かであるため, 通常の市街地走行では慣らしを意識する必要が全く無く, 3,500rpmも回せば十分に速い. メーターを見るとレッドゾーンが9,000rpm~となっているのが意味不明で, 高速道路でもない限り上まで引っ張るシーンが思いつかない. 重量級バイクにも関わらずパワフルでだから, 運転が非常にイージー. “いやいや, GSだから運転が楽なのは当然でしょ” と言われそうだが, あの熟成されたR1200GSを更にマイルドにしてパワーに厚みが増し, 排気量UP以上のものを感じるのだ. ボクサーエンジンってまだ進化するのか… BMWは恐ろしいメーカーだ.

このジェントルさは乗っている内に心地良くなり, ノーマルマフラーのままでも良いじゃん, 敢てAkrapovicにして音量太くしなくてもいいじゃんと思えてくる. 何というか空冷ボクサーのゆったりとしたフィーリングに戻りつつもトルクが1.5倍, みたいな.

これにシフトアシストのスムーズさ, サスペンションの滑らかな動き, 全体的なフリクション低減が相まって絨毯の上を走っている感覚. サスは明らかに以前よりも洗練されている. あくまでも2015年モデルとの比較であり, 年次改良で徐々にブラッシュアップしている可能性も高い. 全体的なフリクション低減については, 車体を押し引きの取り回しが確実に軽くなっているのが分かるレベル. 大通りで少し蛇行運転してみて, まだ新車状態にも関わらずあまりのスムーズさに笑ってしまった.

R1200GSユーザーの方はちょっと試乗しただけだと“なんだ, あまり変わらないではないか” と思うかもしれないので, できればディーラーで半日程度借りて試乗していただきたい.

さて, ガラスコーティングをお願いしたのは三芳町にあるArt detailさん. 新車なのでディーラーにお願いしても良かったのだが, どのような業者に委託するのかも分からないので, 今回はこだわって自分で探してみることにしたのだ. ネット検索で探してみたものの安心してお願いできそうなところを中々見つけることができなかったが, ようやくArt detailさんに辿り着いた. お店の外観よりも技術力を磨くことに注力している雰囲気を感じたのが選定理由. 今回はスポークホイールだしパニアケースもお願いしたのでトータル金額はそれなりではあるが, 十分満足のいく仕上がりになった.

車両は午前10時過ぎに預けて引き取りは20時だったから, 川越のキッチンショールームを見に行ったり, 上野方面まで買い物に行ったり, ふじみ野駅近くの喫茶店で仕事をしながら作業完了を待った. 昔, スバルツーリングワゴンのインマニ交換やらECUチューニングをスーパーオートバックス東雲にお願いし, 23時までひたすら待ったのを思い出した. あの時はゼロスポーツさんにチューニング作業をお願いして, 23時まで走り込みながらECUセッティングされていた姿に感動したものだった.

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ホイールは撥水処理. 以前保有していたR1200GSはシルバー系のホイールで, 汚れが全然落ちなかったんだよね. これで洗車が少し楽にはなるかな.

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新車時に貼られていたメーター部のフィルムを剥がして, メーター表面にもコーティングしていただいた. ちなみにゴム部にはコーティングできないからタンクパッドは対象外. おそこはお腹に当たって傷だらけになるからねぇ. ま, そもそもガラスコーティングしたから傷が付かないという訳ではないので. コーティング後も定期的な洗車・メンテナンスが状態維持にはかかせないそうで.

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こうやってみるとバイクの造形って複雑だよね. 車の方が面積は大きけれど磨きやコーティングはバイクよりも楽なのかな. バイクはエンジンのフィン部分を磨いていると発狂しそうになる, と代表の吉田さんがおっしゃっていたのが印象的. 今回は新車だから発狂することは無かったと思うけど. エキパイも含めてコーティングしてもらったので, 付いた汚れが熱で固着して落ちなくなる, といういつものパターンが少しは軽減されるのかな.

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納車時よりも綺麗になったバイクを見ると, 林道に行く気がまったくしない.

Roadster 30th Anniversary

マツダロードスターが30周年ということで, 限定モデルが発売されるらしい.

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何なのコレ, めっちゃカッコいいんですけど… このオレンジはセンス良いね!

  • レーシングオレンジ
  • RAYS社製鍛造アルミホイール(RAYS ZE40 RS30)
  • “30th Anniversary”オーナメント(シリアルナンバー付)
  • オレンジをアクセントとした各部カラーコーディネート(ブレーキキャリパー、シート、ドアトリム、インパネデコレーションパネル、シフトレバー)
  • RECARO社製シート
  • BILSTEIN社製ダンパー(MT車のみ)
  • Brembo社製フロントブレーキキャリパー
  • NISSIN社製リアブレーキキャリパー
  • Bose®サウンドシステム(AUDIOPILOT™2)+9スピーカー

うーん, ホイールがBBSではなくRAYSというのが素敵. NA(初代), NB(2代目)と乗り継いだ私としては, ロードスターは永遠の憧れなのだ. 独身であれば間違いなく購入しているだろう. しかしマツダという企業は凄いね. ロードスターを開発・生産し続けているだけでも尊敬するが, オーナーミーティングの定期開催や限定モデルの発売, そして最近ではNAのレストアサービスなるものまで. これはパーツレベルでバラバラにして新品交換含めリフレッシュして再度組み上げるもので, 再塗装もするから新車のような輝きを取り戻すものだ(価格も凄いけど).

それにしても30周年というのも凄い. 初代が登場したときを鮮明に覚えているのだから, 私も歳をとる訳だなぁ…