納車されてからほとんど乗っていないR1250GS. これでは何時まで経っても慣らしが終わらないため, 横浜にある建具のショールームまでツーリングがてら出掛けてきた.
ガラス製の引戸が気になっていたのだが, 実物を見て改めて使ってみたい商品だと思った. 少し重たいが, かなり厚みのある強化ガラスなので寧ろ強度面で安心感がある. 透明度や色具合も丁度良く, どのようなクロスにも合うのではないだろうか.

まぁ, 良いと思った商品は大抵値段が高いからな, なんて考えながら標準価格に目をやると, 何と500,000円!大き目の食器棚用に使ったら引戸2枚で1,000,000円!あ, あり得ない…

ということで最も安価な商品群を係の方に説明してもらい, カタログをもらってさっさと退散した. 滞在時間 40分程度. ま, いいか.
帰路は折角なので高速ではなく一般道を選択し, R1250GSの特性に慣れるように努めた. 何となくシフトアシストがスムーズにチェンジできるエンジン回転数も分かってきたし, ヒルスタートコントロールの使い方にも慣れてきた. 中間加速も良いから街中ではすこぶる快適だ. R1250GSは高速道路で乗るよりも, 街中を乗り回す方が前モデルとの違いをより体感できるような気がする.
さて, ハンドル部のダイヤルスイッチと連動してくれない, BMW Navigator 5の問題. ディーラーからも情報が得られないようなので, ソフトウェアを最新化して何か変わるかを自分で確認してみることにした. 以下のリンクから更新することができるみたい.
BMW NAVIGATOR V Updates & Downloads
ただ最新バージョンであるV2.30のリリースノートには不具合改修に関するものしか記載されていないため, これでR1250GSに対応するかは望み薄だろう. PCとNavigator5をUSBで接続し, PCにはGarmin Expressというソフトウェアをインストールしてアップデート処理を行うようだ. Garmin Expressを起動すると接続されているナビを自動で認識してくれるので, あとは手順に従いアップデートを行うだけ. これは非常に簡単だ.

問題はアップデートではなく, アップデートによりR1250GSと接続できるのかということ. R1250GSに装着後, 期待もせずに起動してみると, ほら繋がらないじゃん. 不思議なのはStatusだけは表示できるようになったこと. これも手元のダイヤルから操作できる訳ではないから, 走行中にナビのタッチパネルを操作してこの画面を表示させる訳でもないから意味なし.

とにかくInterfaceが合ってないのだろう. 米国のBMW Motorradサイトを見ると, Navigator5の対応モデルにはR1200シリーズの2015モデルまで書かれているんだよね. 何だか良く分からん… とりあえずソフトウェアアップデートを気長に待つか, Navigator6を購入するしかないのか迷うところではあるが, 正直今のままではナビとしての価値は半分以下. BMW, いい加減にして欲しいわ.