自宅にバイクガレージを作りたいな, と.
ここに至るまで, バイク嫌いの嫁と凄まじい攻防戦があった訳だ. 嫁のバイク嫌いときたら, いかなるライダーも不快指数が100に到達することは間違いなしで, 嫌いな男性のタイプは「バイクに乗る人」と「チュートリアルの福田充徳」だって. 馬鹿じゃないの.
そんな嫁がバイクガレージを容認した瞬間を逃さずに一気に畳みかける. ところがガレージって想像より値段が高くて, しかも防火用の製品を選択する必要があるため, 簡単には物事が進まない. 色はブラックという点は譲れないし.
で, 設計士さんが探してくれたのがREMOCOというメーカーのもの. 写真はWebサイトから拝借してきたが(導入予定のものはバイク2台分の幅だけどね), ブラックが文句なく素敵なのでこれでOKと即答. 構造がオーバースライダー方式というのも良い感じ.
設計士さんがこれたま難しいことを問うてくる. 「開閉は電動が良いですか, コストを抑えるために手動にしますか」と. そりゃ電動が良いに決まっている訳で… ツーリングから疲れて帰宅した後にバイクを一旦停めて, ガレージの鍵を解除して, 手でガレージを開けてバイクを格納して… って, これが電動ならばバイクに跨ったままポケットからリモコンを取り出してガレージを開けることができるし, リモコンをバイクのハンドルに固定したならばポケットから取り出す動作も不要ではないか!
設計士との打ち合わせには嫁も同席しており, 隣の席からはイライラオーラが漂ってくるのを感じる. ここで欲を出して全てを失うのか, 速やかに安全サイドに倒すべきか… 私の脳は1GFLOPSの処理速度で最適解を見出そうとしていたのだった.