所謂ネットの書き込みって真面目に読み込むものではないと思っている. 通常 書き殴りのようなものが多いヤフコメの中, 多くの人が真面目に且つ長文でコメントを寄せている琉球新報(5月5日)の記事があり, 個人的にも非常に気になった.
「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」
私は他人の生き方が気になるような性格ではないし, そもそも興味も無い. しかし日本の将来に対しては一般人レベルで憂うものはあるし, 社会問題に無関心という訳ではない. そんな私でも流石にこの記事は “どうなんだろう” と首を捻ってしまう.
まだ10歳であるから子ども自身に悪気は無いとして(寧ろある意味で才能があるのかもしれない), 子どもが不登校になったときに親としてなすべきこととして, あまりに違うのではないかと. どうやらこの思想は父親が持っているものそのもののようだから, 宿題拒否を自由の獲得と結びつけるのも父親から植え付けられたものということか.
別に学問としての勉強できたって人生豊かになるとは限らないが, 義務教育で過ごす9年間を勉強とか強制という枠でしか物事を判断できないような親は究極のアホだと思う. あと, 何故この家族はわざわざ大阪から沖縄に移住したの? あえて奈良県辺りから発信したほうがチャレンジなのではなかろうか.
そもそも, こんなことを大きく紙面割いて取り上げて, 琉球新報は何が伝えたいの?国民の三大義務が何たるかを踏まえ, 新しいネグレクトの形を問題提起したいのか. さっぱり分からん.