Africa Twin がやってきた!

HONDA Africa Twinの2020年モデルが正式発表され, 排気量アップを始めとしてマイナーチェンジと呼ぶには変更点が少なくない. 特にApple Carplayに対応したタッチ式カラー液晶ディスプレイを装備してるのは凄い. 構造的にも新型のシャシーやスイングアームによる軽量化やコーナリングABSの装備等, 正常進化を遂げている.

先日, 高速を快適に移動してそのまま林道を爆走できるのはBMWかKTMだろうと書いてしまったが, この正常進化したAfricaTwinは相当に戦闘力が高いはずで当然ラインナップに加えるべき車種だろう. パワーはBMW・KTMに劣るがフロント21インチタイヤはBMWよりオフロードの走破性は上だし, Adventureモデルを選択すればタンク容量含めて高速での移動快適性も文句なしのはず. それにDCTというどのメーカーにも真似ができないトランスミッションは, 2020年モデルで更にブラッシュアップされていることだろう. 兎に角, 早く乗ってみたい!

それにしてもHONDAは四輪はダメだけど, 二輪はイケてるね.

はじめてのIKEA

3連休は雨予報だったのに, 雨が降る気配は無く予報に裏切られた. フレストレーションを抑えきれず, 朝食を食べた後にR1250GSに跨り都内を少し走ってきた. 相変わらず渋くて固いオートシフトに泣かされながらも, Akrapovicの響きに癒され少しはストレス解消になったような. ストレスと言えば環状八号線. 日曜日の環状七号線は快適に移動できるというのに, 同時間帯でも環八は大渋滞なのは何故?世田谷のあたりは車線も狭いし, バイク通行帯もないからGSのようなビッグバイクはひたすら渋滞に耐えるしかない.

7

一方, 125ccのAxis Zは無敵に近い. ゼロ発進加速では同クラスのマシンに負けるが, 運転の技でカバーできる程度のギャップだし, 小回りが効くことが最大の武器. カタログ値で54.6km/Lという高燃費も素晴らしく, たまにレギュラーガソリンを入れてあげるだけでどこにでも早く移動できるので経済性がとてつもなく高い. もう少しブレーキがガツっと聞いてくれると私好みで良いのだけど.

6

R1250GSって遠くから眺めるとモビルスーツみたいで, デザインがガチャガチャしていて嫌い. 新しいF850GSもそうだけど, 最早オフロードバイクとは言えず, 無理にカテゴライズするならマルチパーパス的な大型ツアラーといったところか. まぁ, そのマルチパーパス的なツアラー性能ときたら世界一だから, 高速移動は超快適・高速を降りてそのまま林道に突入してもケツを振り回しながら爆走できるなんて, GSかKTM 1290 Adventure Rくらいではないか. KTMのデザインもかなり未来的になってきているが, それでもRモデルはREADY TO RACEを感じさせてくれるのがKTM. 最近登場した 790 Adventure Rなんて凄いよね, あれで林道走ったら楽しいに違いない.

さて, 午後は家具を物色しにIKEAに行ってみた. 実はIKEAの店舗に行くのは初めての経験なのである. どちらかと言うと小さい店舗の方が好きなので, IKEAとかCOSTCOといった超巨大店舗で大量販売する形態は避けていたところがある. テレビやネットで頻繁にIKEAが紹介され, 非常に賑わっているし価格も安いようなので, 何か気に入る家具・小物類が見つかるかもしれない という期待値と共に店舗に行ってみると, リアルに混んでた…

4

なんだか倉庫のような店舗でビックリ. テレビでも紹介されていたディスプレイの工夫点についても, なるほどと感心させられる. 40㎡・1LDKの男性一人暮らし, 70㎡・3LDKの家族, といったようにテーマを明確化したディスプレイが沢山あるので, 見る側は商品の使い方がイメージし易いし, 順路に従い見て歩くだけでテーマパークに来ているようで楽しい.

1

それなりの頻度でディスプレイ方法も見直しているのだろうから社員も大変だろうね. ただ, 客数に対して店員の数が圧倒的に少なかったし, 住宅や家具のプロフェショナルがどれだけいるのかは少々疑問. 細かいこと聞いてもきっと答えられないだろうな… いやそこまで求めること自体が間違っているのかも. 見て回って最も気になったのは, 肝心の家具の造り・品質・デザイン. 安いのは分かるけど, 安さそのままの造りなので, 家具というより消費財といった印象. このテーブルや椅子って少し荒く使ったら壊れるんじゃね?という商品がいくつもあった. もちろんしっかりとした商品もあったが, 値段がそれなりなのでこれだったらIKEAではなくディノスの通販でもいいよねと思ってしまうことも.

3

小物類はシンプルで良い. ステンレスのごみ箱は造りが雑だったな. クローゼット内に置くちょっとした家具や整理用の収納部材としては良さそうな商品が沢山あった. ただ, 収納家具や収納用品は無印良品の方がスッキリしているし, ちょっとした小物はFrancfrancの方がお洒落感があるのも確か. IKEAならではのものは無いだろうかと見て回ったところ, 布地は綺麗な柄のものが多くコレは良いかな. 布自体の質感は当然それなりなんだけど.

2

IKEAに人が押し寄せるのは何故か, 見て回っても理解はできなかった. 家具なんて頻繁に購入するようなものではないから, 順路に従ってお洒落なインテリアブースを見て回り, レストランでミートボールを食べて帰ることでプチ非日常を味わうことが楽しい, ということかな. だって店舗内にいるお客さんは購入を検討しているというより, 子どもを連れて遊びに来ているという雰囲気だったからね. とは見かけだけで物凄い営業利益を上げているのかもしれないと思いちょっと調べてみると, 2017年(第17期)の営業利益は▲約15億円, 2018年(第18期)は▲約10億円と全然儲かってないじゃん!!

モヤモヤした気持ちのまま愛犬の散歩へ. 草に潜り込み過ぎて何の生き物か良くわからない状態に…

5

サソリ

現在車を所有していておらず, 荷物を運ぶ必要がある時はタイムズのシェアカーを利用している. シェアカーはとても便利でスマホで簡単に予約やキャンセルができるし, オンラインカード決済のため煩わしさは全く無い. タイムズの仕組みを考えた人達は凄いと思う.

  • スマホアプリを使い, 地図上から近くのタイムズ駐車場にあるシェアカーを検索し, 条件に合うものを予約(空き時間帯・車種等).
  • 会員証(ICカード)を車に取り付けられたセンサーにかざすと, 予約した車のドアが開錠される.
  • グローブボックス内に取り付けられている装置から車のキーを取り外してエンジン始動・利用開始.
  • ガソリンは社内に設置されている給油・洗車用カードを使って決済可能. 利用料金はガソリン代込みなので, このカードを使って給油しても利用者が負担することはない. ちなみにガソリンスタンドはENEOSや出光等の主要GSが利用可能. しかも給油や洗車をすると割引が受けられるという特典付き!
  • 車を元の場所に戻し, グローブボックスにキーを収納. 最終的に施錠する時も会員証をセンサーにかざす. 施錠するとすぐにメールが届き, 利用時間・走行距離・料金等が通知される. ちなみに急発進や急ブレーキの回数, 平均車速といった情報も含まれ, 安全運転を促す工夫もされている.

駐車場・税金・保険・メンテナンス・ガソリンといった費用がかからず, 使いたいときに空いていないことがあるという難点を除けば素晴らしい仕組みだと言える. 本当にこれからの時代はカーシェアやサブスクリプションといった利用形態が進むのだろうね. 2021年の欧州燃費規制でEV普及が加速するだろうし, モビリティの在り方が今後10年くらいで大きく変化するのかな.

さて, 駐車場代がかからないのであれば, もう一度車を所有してみたいという気持ちがあるのも確か. しかし駐車スペースは非常に狭いし, 利用頻度を考えると経済的であるに越したことはない. そこで, 車選びをするうえで自分にとって必要な条件は何かを考えてみた.

  • コンパクトであること. ただし, 2シーターではないこと.
  • 使い勝手がよいこと.
  • 経済的であること.
  • 乗っていて楽しいこと.
  • マニュアルミッションであること.
  • 中古車.

昔, ロードスター(NA・NB)に乗っていたこともあり2シーターに乗りたいという思いはあるものの, さすがに家族や荷物を犠牲にするのでは財務省と交渉すらできない. 条件に当てはまりそうな車をネットで探してみてもピンと来るものが見つからなかったが, コレは!というものをやっと見つけれることができた.

Putoevo

アバルト プントエヴォである. 発売当時の価格が289万円で, 現在の中古車相場は100万円台前半. サイズは全長×全幅×全高:4080×1720×1,490mmというコンパクトな部類に入り, ハッチバックのため荷物も載せやすい. 駆動方式はFFで, 直列4気筒1.4Lターボ(163ps/25.5kg)のエンジンに1,260kgという車重が嬉しい. 正にライトウェイトスポーツという感じ. 排気量が1.5Lだから自動車税も安いところも泣ける. メンテナンスが経済的かどうかはイタリア車だし判断が難しいところ. 以前, ノーマルプントを20万円で購入した時はオルタネーターが速攻で壊れて始動しなくなったしな. 乗っていて楽しいかどうかについては, 清水和夫氏によるダイナミックセーフティテストを見て判断した.

乗っていたノーマルのプントはNAエンジンと非常に癖のあるデュアロジックというセミオートマの組み合わせでダルいしシャシーも緩さを感じたが, アバルトのチューニングに是非触れてみたい!