Apple社が発表した動画配信サービスの内容が衝撃的である. 月額4.99ドルという価格とともに, Apple製品を購入したユーザーには1年間無料で視聴可能とするといった内容なのだ. このままでは, 今年値上げしたNetflixは影響をかなり受けると想定されるが, 充実したオリジナルコンテンツを有するNetflixに対して, Appleは未知数(何かしら準備してきているだろうが).
Amazon Prime Videoはプライム会員ならば無料で視聴できるのが嬉しいものの, 最近はコンテンツの入替や質がイマイチなのでNetflixに加入しているユーザーはほとんど視聴しないのではないだろうか. あと余談だが, Netflixは動画配信の圧縮技術が高いような気がする. 他の動画配信サービスと比較してモバイルストリーミング時に顕著だが, 低ビットレートでの画質が綺麗だし消費データ量が少ないのだ. また, Netflixのオリジナルコンテンツの充実度は現時点で他の追随を許さず, 日本発コンテンツでは8月に配信が開始された“全裸監督”について言えば, とても地上波では流すことができない描写だらけではあるが山田孝之を始めとした実力派キャストと脚本の良さで圧倒的に面白い. 話を戻すとAppleが発表したApple TV+の価格は衝撃的だが, ユーザーを長く繋ぎ止めてiPhone買い替えの囲い込みに貢献するかどうかはコンテンツ次第だろう. 困ったことに今年はテレビを買い替えようとしており, ターゲットとしているSONY KJ-65A9GのテレビリモコンにはHULU・Netflix・YouTubeといったボタンは配置されているものの, Apple TVのボタンは無し. SONYはApple TVに対して“今後対応” とアナウンスしており, 秋モデルで搭載されるだろうか. 現行モデル末期の値下がりを狙うか, Apple TV対応したことを確認して新型を狙うか悩ましいところ.
さて, 今日は楽しみにしていたツーリングが急遽雨天で中止となってしまったため, ネットでバイク情報を見て回り気を紛らわせている. 昔に比べるとバイク動向に関して非常に疎くなっており, 今更ながらこのようなカッコいいR6がリリースされているとは知らなかった.
このオレンジカラーは2020年モデルのものだが, R1と同じこの鋭いフロントフェイスはいつから発売されていたの?!で, 調べてみると2017年モデル(BN6)からこのスタイルになっていたようだ. これはミドルクラスSSの中では最も美しいデザインと思うのだ. 話題のTriumph Daytona765よりも圧倒的にカッコいい. 今から20歳若かったら乗りたかったなぁ… って20年前だったら高価なバイクは買えなかったけど.
不思議なのがスペックで, 118.4ps/14,500rpm, 6.3kg-m/10,500rpmとなっている. これは私が若い頃にレンタルで乗ったことがある2003年モデル(5SL)の120ps/13,500rpm, 6.9kg-m/12,000rpmよりも数値だけ見るとダウンしている. 車重も5SLの182kgから190kgと8kgも重くなっているし. 素人的な推測ではあるがEURO5といった排ガス規制に対応していくためには排気量増が必要となっており, 600ccという非常に限られた排気量制約ではパワーアップの余地は最早残されていないということか. でも1,000ccクラスはまだ進化しているしなぁ…