ラグビーワールドカップのサモア戦, 日本は圧倒的な強さを見せつけたな. なんてラグビーのことは殆ど知らないし, 昔 五郎丸という人が浣腸のポーズしていたなという記憶が残っている程度. 今回のワールドカップをスタジアムで観戦している人のどの程度がラグビーのルールを知っているのだろうか. 自慢ではないけど, 私はまったく分からない.
それでも今回の日本代表の活躍・強さを観ていると, この人たちは一体どれだけの練習をしてきたのだろうかと尊敬の念を抱くし, ノーサイドという言葉・お互いを褒めたたえ合うラグビーという精神は素直に感動する. 昔はドラマの「スクール☆ウォーズ」をリアルタイムで観ていた世代だから「One for All, All for One.」という言葉自体は良く知っているが, ワールドカップを通して, 15人もの選手はその精神無くして有機的に動いていくことはできないのではと感じた. そして「One for All, All for One.」とは, 何と日本的な考え方に近しいことか.
先日, 社内で「企業と社員のエンゲージメント」をテーマとしたパネルディスカッションが開催され, エンゲージメントを構成する要素の一つとして「文化」もあるよね, という話があったのだが, 令和の時代に「(企業・組織)文化」を出しちゃう?と少々違和感を持った. しかし, ワールドカップを観て「One for All, All for One.」のような精神を浸透させたプロジェクトは強いだろうなと思ったことも確か. もしかするとラグビー経験者は出世する傾向にある, なんてことがあったりして.