今シーズンは暖冬だそうで, スキー場や農作物に影響が出ている模様. 生活する上で暖かいことは嬉しい限りではあるが, それは都市部の話であって, 雪が降ることが日常の地域にとっては困りごと. 例年と異なるにしても“ほどほど”が良いということ.
今日の東京は暖かいを通り越して日中は暑いと感じるくらい. 息子が部屋に敷くラグが欲しいというので, ニトリまで物色しに行ったのだがコレというものが見つからず, クラスティーナというインテリアショップまで散歩しながら移動して, 良い商品を見つけることができた. このショップではセールもやっていて, デザインの良いチェストが数万円で売っており, 物によってはニトリよりも価格・品質がイイかも. 私は家に家具を必要最低限しか置かない主義なので, いっさい購入する気にはならないのだが. 先月断捨離してからは, 家の中に物をとにかく置きたくないということで, 書籍・雑誌もすべて捨てて必要なものはKindleで管理. CD/DVD/Blue-rayもクラウド上に移行. 昔はモノを持つことで満足感を得ていたところもあるが, 年齢とともに変化しているところもあるし, クラウド技術が実現してくれている面もある. 今の若い世代はモノに執着しておらず, コトに投資している気がするのだが, 一言でいえば“スマート”だなと思う.
散歩の途中でブルーボトルコーヒーに寄って, 私はエスプレッソ・鬼嫁はカフェラテとクッキーを注文. 店内のスペースに対して椅子の数が非常に少なく, こんな非効率な店舗構造で売上は大丈夫なのだろうかと心配になってしまう. ブルーボトルはネスレ傘下となり, そもそも日本での業績はどうなっているのか興味はある. 順調に店舗数は伸びているようではあるが, 客の入り方を見る限りではスターバックスのライバルというポジションには程遠いと言える. 前述の通り店舗構造からして儲けるつもりがどこまであるのか不明.
ブルーボトルが描かれた様々なグッズも取り扱ってるようで, 展示の仕方も含めてまぁ可もなく不可もなく. スタバと比較するとブランド力はここ日本においてこれからだから頑張って欲しい. ま, 私は意識高い系とは真逆の人間なので, コメダ珈琲が一番くつろげると今でも思っているけどね!(コンセントあるし)
先ほどのクラスティーナインターファニチャーというショップがあるエリアには初めて来たのだが, 周辺は異常な光景が広がっていた. レクサス・プジョー・メルセデス・ボルボ・マセラティ・ランボルギーニ・ホンダの各ディーラーが隣同士でひしめき合っているのだ. 幹線通り沿いにディーラーが並んでいる光景は珍しくはないが, この数はちょっと異常なのでは. まるで住宅展示場みたいだけど, 家と違って車はある程度お目当てのメーカーと車種が決まっているので, ディーラーを渡り歩くということはあまり無いと思うのだが… 何か肩を寄せ合って営業することでディーラーにとって好都合がことがあるのかもしれないな.
私が今回車を選ぶにあたり, 候補として考えたブランドに, ジャガー・ランドローバーがある. これまで興味を持ったことのないブランドに対して何故?と自分でも思ってしまう.
ランドローバーブランドについては, イヴォークというコンパクトSUVならば駐車場に置くことができるかも, と考えて調べるうちにエクステリア・インテリアデザインや悪路走破性に惹かれたから. 年式が古ければ200万程度から購入可能ではあるので, このデザインが気に入ったひとは買いだろう. 踏み留まったのはニーズがあるため年式・車両状態の割に中古車価格が高いこと, 全長は4.4mを切るコンパクトさなのに全幅が1.9mを超えるというビッグサイズであることから結局諦めた.
ジャガーはここ最近のデザインが個人的に好きで気になっていたブランドではあった. 英国の高級外車というイメージもあり庶民が手を出せるような代物ではないと思っていたが, 調べてみるとXEあたりであれば高年式・低走行車が比較的安価に買えることが分かった. ネットで様々なインプレッション記事を読んでも性能はそれなりに良いようで, ネガティブな印象は受けず. 中には, XE S SuperchargedというV6 3.0L スーパーチャージャー/340馬力のモンスターモデルもあり, 実車を見てもドイツ車にはないインテリアの美しさがあり, ジャガーの英国デザインがもっと日本市場で評価されても良いのに… と感じる. 私の場合は最後まで迷ったが, 最終的にはやはり 全長:4,690mm × 全幅:1,850mmというサイズで見送った. 普通の大きさの駐車場をお持ちの方であれば, 候補車として検討してみてはいかがだろうか.
ジャガー・ランドローバーは2008年から印度・タタモーターズ傘下であるが, 昨年秋に600億も投資して英国内にデザインセンターを開設. このような素敵な環境で働くことができるデザイナーは幸せだね. ロケーションはだいぶ田舎のようだけど.
ポルシェデザインのように工業製品全般をデザインするスタジオとして独立するというのはどうだろうか. ジャガー・デザインとトライアンフがコラボレーションして, 上品なクルーザーバlイクをリリースする, なんていうのも想像しただけで胸躍るではないか.